曽根次郎坂・太郎坂コース
約5kmー2時間30分
JR賀田駅(尾鷲市)~JR二木島駅(熊野市)
自領(志摩)と他領(紀伊)を分けた峠
尾鷲と熊野の市境をなす甫母峠は、曽根次郎坂・太郎坂とも呼ばれる。
その昔、ここが紀伊と志摩の国境であったことに由来し、自領他領がなまったものという。
曽根(尾鷲市)から二木島(熊野市)に至るこのルートは、JR曽根トンネルとほぼ同じコースをとっており、 峠からは甫母へ下る道も通じているが街道は直進し、トンネル横にある二木島の登り口へ出る。
アプローチ
JR賀田駅がスタート。海沿いの国道311号を歩き、飛鳥神社前の広場に着くと、曽根の史跡や古道を示す案内板が立っている。 車では国道42号の矢の川トンネル先の信号から約15分。
行ってきました
01年3月3日絶好の天気です。
賀田駅前の広場にに車を置き、9:28発汽車で二木島へ。
二木島からの登りは最初道幅も狭く急ですが、猪垣の続く道を過ぎてからは徐々に広い石畳の道になります。
峠の茶屋跡にかわいい地蔵がありました。
曽根側は整備された道で快適に歩けます。
曽根に下りたところに飛鳥神社があります。 ここには大きな楠が何本も生えています。写真のように木の下をくぐれます。一度見てください。
賀田駅に到着が12時。ちょうど2時間30分位です
しかし、これで帰るわけにはいきません。
せっかくここまで来たのなら楯ヶ崎に行かなくっちゃ。
楯ヶ崎にも行ってきた
このホームページの地図では311号は行き止まりになっていますが、2001年に開通。新しいいい道ができているのです。 〈地図は作り変えました。〉
道のすぐ下は絶壁で人家も全くないのですが、ところどころに車が止まっています。魚釣りの人が絶壁にロープを垂らして降りているのです。 非常に危険なので命が惜しい人は渡船に頼みましょうね。
311号を二木島に向かって走ると楯ヶ崎の看板があります。
そこから約2km歩くと東紀州一の絶景楯ヶ崎を見ることができます。
柱状節理と言って岩体が柱状になったもので、有名なものには東尋坊がありますが、 東尋坊のように上から見ることができないのが残念です。でも海から見るのもまたいいものです。
わたしが小さい頃には、紀勢本線がまだ通じてなく、親父の実家がある二木島に、毎年夏休みに巡航船に乗っていきました. いつも楯ヶ崎のあたりで、船酔いで、魚に胃酸の混じった餌をあげていたのをおもいだします。
海から楯ヶ崎を見たい人は尾鷲市曽根町の尾鷲シーサイドビュー
に問い合わせてみるといいでしょう。
泊り客には無料で海からの観光案内をしてくれるそうです。めずらしいクエ料理もあります。
楯ヶ崎
海路で楯ヶ崎に上陸。甫母から登る
03年1月19日シーサイドビューに泊まり楯ヶ崎を船で遊覧。千畳敷で降ろしてもらい、甫母から峠に上り、シーサイドビューまで歩きました。
甫母からの登り口がわかりにくく、道も整備されてなく急で、あまりオススメできません。地元の人に道を聞いていると「あんたら大学生かな?」と言われました。 今度目を診てあげなくっちゃー.
おっさん大学生?![]() |
道無き道をゆく![]() |
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